* ポイント * may は可能性を示す
with: … に対して
ill: (1) 具合が悪い > (2) 病気の、のうち (1)
○ it:
(1) 便宜的に it は that 以下を指すとするが、厳密には it は漠然とした状況と考えたほうがよいだろう「状況は that 以下の点で存在しうる」。
(2) この it は the fact の代用と考えることもできるだろう。
The fact that … may be. (… という事実が在りうる)
* ポイント * it is not that と it is simply that が呼応関係
probably: 十中八九
distinguish: ここは自動詞で「相違を見分ける」
song: 歌 > さえずり
an exception: 可算名詞化で「例外的な人物」
It is not that 〜: 「だからといって 〜 というわけではない」=I would not say that 〜
*説明の仕方は他にもある
It is simply that 〜 =I would simply say that 〜
* ポイント * happen の意味の広がり
as a rule: 概して
* ポイント * 副詞 out は隠れたものが表に出ること
Sonny: 人名「サニー」「ソニー」
cf. sonny 「坊や」
○ It never (noticed, occurred, struck, dawned) me that …:
noticed: 自動詞なし、他動詞 SVO で「私に気付く」は意味からしておかしい。
occurred: 他動詞なし、自動詞なら次に前置詞 to がくる。
dawned: 他動詞なし、自動詞なら次に前置詞 on, upon がくる「… に分かり始める」。
struck: 他動詞 SVO で「(人)の心に浮かぶ」。
* ポイント * 時制の一致
occur to: 心に浮かぶ
text: 図表に対する本文
○ John Gutenberg: 地名・人名は現地語読みが通例「ヨハネス・グーテンベルク」
* ポイント * 後の would は時制の一致
would: 仮定法
no: =not any not ever=never
unite: 「結束する」 in は信用、信頼
○ truth: 不可算名詞で「真理」、the truth と可算名詞化し「事実」
* ポイント * 部分否定と、because の制限範囲
trouble: 苦しめる
contender: 競争者
deadly: 痛烈な
issue: 論点
deep: 重大な
not necessarily: 部分否定「必ずしも … とは限らない」
radically: 完全に
antagonism: 敵対
divergence: 相違
many a: 数々の
ferocious: 残忍な
quarrel: 反目
sectarian: 宗派
worship: 崇拝する
○ because … not: (1) 「… なので、〜 ない」 (2) 「… からといって、〜 とは限らない」の二つのうち、ここは (2)
* ポイント * add は自動詞か他動詞か
add to: 自動詞+前置詞=他動詞化「… を増やす」=increase
remorse: 後悔
○ It 〜 that ―:
(1) 筆者の判断(要求・提案・必要)が主節に示される場合、that 節内に should(米用法では動詞原形)が来る。
動詞なら、ask, agree, desire, order など。
形容詞なら、important, necessary など。
that 節内は未来のこと「― であるように」「― する(なる)」
(2) 筆者の感情が主節に示される場合、that 節内に should(英・米共通)が来る。
形容詞なら、be alarmed, strange, natural など。
事実を示す場合は that 節内に should は来ない。
should が来ても、それが事実か否かは言っていない(だが、流れから事実だと思っていそうなことが多い)。
訳は「… するなどとは」「… するなんて」
* ポイント * would と will の関係に注意
would: 語調の緩和
care for: 世話をする
○ It would seem …: 直説法単純現在(it seems)の代用。やわらげ・不確実(現在の推測ともとれる)
* ポイント * be to do の意味
is to do > be to do: 可能性
tamely: 慣れて
○ It is hardly to be expected that …: 可能性の be to do は、通例ここのように否定形(hardly)、受身形(to be done)で使われる。
* ポイント * should have p.p. を紋切型に読まない
persistent: 持続性の
untiring: 不屈の
* ポイント * that は二つの it を受ける
look upon A with B: A を B の気持でみなす
* ポイント * 要求・提案に呼応する should
be in command: 指揮をとる
○ command の語義: command は (u) 指揮、(c) 命令のうち、ここでは「指揮」
* ポイント * 慣用句は深く追求しないこと
outset: 手始め
acknowledge: 認める
* ポイント * must の意味
ascribe: … のせいにする
forbearance: 忍耐
put up with: 我慢する
rudeness: 無作法
* ポイント * it は whether 以下を指す
taught myself > teach oneself: 独習する
○ teach oneself: 他動詞+〜self は自動詞化。
* ポイント * man の多義性
○ a man:
a man (1) 男 (2) 大人の男 (3) 人
例: What can a man do it in such a case.
(こんな場合どうすればいいのだろう)
man (1) (動物に対し)人間 (2) (女に対し)男 (3) the man あいつ、奴
cf. 人間 man, mankind
ひと個人 a man, a person, a human being
* ポイント * it の指すものに注意
indicate: 示す > 指摘する
particular: (1) 特定の (2) 個々の、のうち (2)
requirements: 可算名詞化で「必要物」「要件」
help to: … に役立つ
dispel: 追い散らす
impression: 感じ、考え
in a vacuum: 真空状態
serve to: … に役立つ
abstract: (1) 抽象的な (2) 純粋な、のうち (2)
picture: この場合「状況」
not necessarily: 部分否定「必ずしも … でない」
on their part: 彼らの側で
pressing: 差し迫った
precede: … に先行する
科学者が研究する個々の問題と、その時代の社会的状況・技術的要求の間には、密接な関連があることを指摘するのが普通のことになっている。この傾向はたしかに、「純粋」科学者は真空状態の中で仕事をするのであって外部の世界の状況とはまったく関係を持たない、といった誤った考えを一掃するのに役立っている。またそれは、科学者の研究テーマがいかに分かりにくいものであれ、科学者はやはり時代の社会状況の一要素と見なされて当然という考え方を支えることにもつながっている。だからといってこれは、科学者のする仕事はすべて、たとえ科学者自身が意識していなくても、何か差し迫った社会的要求から生まれたものだといった、明らかにまちがったことを意味するわけではない。何十年間もまったく応用されぬままになっている大発見の数を考えれば、科学者の自由な探求の精神が時として周囲の社会の必要に先んじることは明らかである。
① “pure” scientist: pure scientist なら「純粋[理論]科学の研究者」だが、“pure” と独立させているし、文脈からしても、所謂「純粋な」科学者。 ② it, this, that: it は抽象性が高く、this, that を受けられる。
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