* ポイント * 我々について、現在と五十年前を、豊かさの点で比較。
better off: 豊かで
* ポイント * これらの原因について、実際と見かけを、重要さの点で比較。
* ポイント * 外国語で考えることと外国語で感じることを、易しさの点で比較。
* ポイント * 鳥について、見える量と聴こえる量を比較。
今は葉が繁っているので、耳に聞こえるほど鳥は目に入らない。
* ポイント * 世界について、未来と現在を、英知の必要性の点で比較。
* ポイント * 良い印象を与えることについて、会ったことのない人に手紙を書く場合と友人に手紙を書く場合を、重要性の点で比較。
* ポイント * 職能の専門化について、専門化した場合と一人で全てやる場合を、達成力の点で比較。
function: 職能
○ achieve far more than he would:
He would achieve the things.
He achieves far more things. more の中に、下線部が同居していると考える。 他の例:
The result of the election left him a far weaker President than expected. ここは「期待されていた大統領」と「それよりはるかに弱い大統領」が同居。
* ポイント * 我々に関し、自分の認識と他人の認識を、体型の点で比較。
○ as fat or as thin and bony: 主文にある never(=not ever)の作用域が、目的語となる節にまで及ぶ。
=We believe that we are not [{as fat} or {as thin and bony}] [as other peoples say we are].
not A or B(A でも B でもない)と not as (=so) C as D(D ほど C でない)の合体形。
我々は他人が言うほど自分は太ってもいないし、痩せて骨ばってもいない、と思っている。
* ポイント * 科学の仕事について、実際上と想像上とを、難しさの点で比較。
* ポイント * 彼の出生について、イングランドの空と彼が生まれた場所の空を、青さの点で比較。
○ a bluer sky than: 彼が生まれた土地の空と、イングランドで見られる空の青さは別物。 (1) 関係詞として a bluer sky には、「イングランドで見られる青空」 the blue sky that is generally seen in England と、「それよりも青い空」 a bluer sky が同居している。 (2) 接続詞として than 以下を、主語を補い The sky is generally seen in England. と読めば、than は接続詞。
* ポイント * 彼女について、現状と望ましい状態を、注意を払う点で比較。
* ポイント * 原子力発電所と石炭1800万トンを、生み出す電力の点で比較。
○ These nuclear power stations should: 期待・予定を示す should。推量、必然の should ともいわれる。
例: He should succeed this time.
「彼は今度は成功するはずだ」
○ These nuclear power stations: 「原子力発電所」と訳すから何となく安全が担保されている(最近はそうも思われなくなっているが)気がするが、「核発電所」としたらどうだろう。訳語によって、感じ方が変わる好例。
* ポイント * 送り出せる医師について、指示可能性と予算の点で比較。
at its disposal: 勝手にできる
pay for: … の代金を払う
○ as many doctors as: 前の as は指示副詞「その分(後の as 以下の分)だけ」。 段階形容詞 many は「多い」でなく「数の多寡」を示す。 後の as は接続詞とも関係詞ともとれる「以下に述べるのと同じ」。
政府はその地域に、予算の許す範囲で動員できる限りの医師団を送り込んだ。
* ポイント * more が品詞の二面性を有する
humanity: 人間、人類
materialistic: 物質主義の
assert: 主張する
○ there is far more in them of idealistic power than ever comes to the surface of the world.: more は、far に対しては副詞的または形容詞的、of idealistic power に対しては名詞的に働く。しかも、more はそれぞれ違うものを指す「理想主義的な多くのもの」「その多くのものよりさらに多くのもの」 far more 「もっと多く/多い」 more of idealistic power 「理想主義的な力のより多くのもの」 more of を副詞的にイディオム「多く」ととり、idealistic に掛かると考えてもよい。
the one fact: 唯一の事実
unique: 一つの > 独特の
realease: 放出する
represent: … に相当する
concentrated: 凝縮した
as much: 同量の
immeasurably: 途方もなく
spread: 行き渡る
atomic material: 核物質
○ several million times as concentrated as in any form previously known: 名詞句が副詞的に前節全体に掛かると考える。「それまでのどんな形で知られる凝縮エネルギーの数百万倍の」
○ The total amount of energy in a bomb is not as great as man has used or felt in other forms.: 後の as が何となくイヤだが … 。 これは目的語を内包した疑似関係代名詞とでもいうべきもの。 強いて後半部を復元すれば、as amounts that man has used or felt in other forms とでもなろうか。
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