* ポイント * not と nor が呼応
idea: 心に生まれる(大事な)考え、のこと。idea(抽象的) > an idea(具体的)。
例: in idea(観念的には)。
本文は可算名詞化されているので「観念」より「思考」のほうがよいだろう。
○ nor: 前の否定の副詞 not を受け、「また … ない」。品詞は接続詞とも副詞ともとれる。
* ポイント * as 以下は逆接
rarely: 準否定語「めったに … ない」
soul: 知性に対する「情」←→ body、flesh
例: His soul is above material pleasure. 彼の心は物質的快楽を超越している。
「全霊をこめて」はおおげさ、「心から」ぐらいのほうがよい。
○ as: 本文の否定に対し as 以下が肯定形だと「… のようには … ない」の意味。
女性と違って、男性が心底相手を愛すことはあまりない。
* ポイント * not once は否定の副詞辞
not once: ただの一度も … ない
recall: 動的動詞「意識して思い出す」。状態動詞としての意味は「思い出させる」。
from: … の時からずっと
recollection: (u)(c) 記憶
* ポイント * such 〜 as は連関詞
make a stride: 進歩する
did > do: make の代動詞
* ポイント * 文頭に長い否定の副詞節
go on strike: (1) ストライキする (2) ストライキ中である、のうち (1)。
○ 否定の副詞辞: 否定の副詞、副詞句、副詞節が文頭にくると、語順が必ず転倒する。 準否定語 only も、同様にする。 例: Only in Hokkaido have I seen such scenery as that. 北海道でしかそのような風景を見たことがない。
* ポイント * in neither class は否定の副詞句
neither: 形容詞「どちらの … も … でない」
rationalism: 合理主義
encourage: 助長する; 奨励する
* ポイント * a century and a half を一つに読む
○ only: 副詞句の after 以下全体を修飾。時間差が含意される場合「… して初めて」の訳を得る。
* ポイント * 文頭の長い副詞節に注意
ingenuity: 工夫力
energy: 精力
regardless of: … と関係なく、… に無頓着に
○ regardless of: … にかまわず、… にお構いなしに、… と無関係に、… とかかわりなく、などの訳語が得られるが、慎重に選ばないと意味が不鮮明になるので注意。
報酬の如何を問わず、他人を幸福にするため工夫し精力を傾けてはじめて、自らも幸せになることができる。
* ポイント * but は対立でなく、譲歩・付加の気持
maintain: 主張する
strenuous: 精力的な
impartial: 偏らない
destructiveness: 破壊力
insist: 主張する
incessant: 絶え間のない
self-sacrifice: 自己犠牲
heroism: 英雄的行為
○ maintain と insist: ラテン語からフランス語経由の単語。main 手、tenir 持つ; in- 中に、sist 立つ。意味は同じだが、insist のほうが強い感じ。
@ I have always insisted that … : insist on it that の on it が略されていると考えれば insist は自動詞、insist on で他動詞化。it=that 以下。 A 原典: H. G. Wells の原典では、the man's immense but dispersed powers of self-sacrifice となっている。
* ポイント * 後のものを指す it
is equaled by > be equaled by: 匹敵する
home: 家(中味に重点)。自宅(生活の場としての家)
win: 獲得する
print: 複製画; 版画
paintings: (c) (複数で)絵画 (u) 絵を描くこと
○ it: 文中で問題になっている事を指す。普通は前にあるが、ここではあとの win prints 以下を示す。
花好きといわれる日本人だが、詩と絵にもこだわりを持つ。日本人の家庭をみて初めて、彼らにとって美術品がいかに大切かが分かるといわれる。彼らの簡素な家はきちんと整えられており、余裕のある人は有名な絵画の複製を得ようとする。
* ポイント * let は放任
peculiar to: … に独特の
custom: (c)(u) 習慣、慣行、しきたり
○ let:
let は放任(勝手に … させる)
* ポイント * カンマの意味
mental attitude: 精神的姿勢、態度
* ポイント * 文頭の前置詞句は M か C か
among: =one of
Iliad: 地名・人名は現地語読みが原則「イリアス」または「イーリアス」
@ Among the greatest works in European literature:
これを M と読むか C と読むかは、見方による。 A 指すもの:
them =the greatest works in European literature
* ポイント * 文頭に長い副詞句
highway: 幹線道路
issue: 出る
post: 標識
@ bank:
土手、堤防、河岸、と多義。また banks では川の両岸、河原、川沿いの地の意味もある。 A between the banks: from は前置詞、副詞を目的語にとることができる。 B 訳語: この英文だけでは位置関係がつかみにくいが、先ずは読んでイメージの浮かぶ訳文にするのがよい。
川沿いのところから幹線道路が出て4分の1マイル行った所に石の道標があって、三つの道が交わり一つになる地点を示していた。
* ポイント * 副詞+自動詞+主語の倒置
○ in came > in come > come in: 「中に入ってくる」in は副詞だが、come in the house の省略形とも考えられる。その場合は自動詞+前置詞+名詞。
* ポイント * 主語が長く、頭でっかちを避ける倒置
country: (1) (c) 国 (2) (u) 田舎 (3) (u) ある特徴をもった地域
例: wooded country 森林地帯(通例無冠詞)
○ 副詞的目的格: 前置詞なしで副詞的働きをする。時間、空間、程度・仕方に多い
* ポイント * must の意味
○ must:
(1) ねばならない: 意志動詞 例: I must go.
(2) に違いない: 無意志動詞 例: He must be a doctor.
が原則。
* ポイント * be+p.p. は、V とも VC とも考えられる
from: 見地を示す。手段であれば by。
various: 根は同じで、現れ方が様々な。
press: (u) 新聞・雑誌 (c) 出版社、ここは後者。
different: 元から異なる
more or less: (1) 多少 (2) だいたい、のうち (2)
the general requirements: 一般的必要物。可算名詞化し具体的なものを示している
the reading public: 読者大衆
cf. the general public 一般公衆
○ the reading public: 各国のでなく、国々全体の、の意味
異なる諸国の様々な出版社の制作物を見てみると、大体正確に、読者大衆の一般的需要が見て取れる。
* ポイント * be coupled with は受身でなく形容詞化
couple with: … と結びつく
○ the fact: The fact is coupled with this. (生涯貧困であったという)事実が、これ(人生を通じて健康に恵まれなかったこと)と結びついている。「このことに加えるに」という追加ではなく、連動。
彼は生涯を通じて健康に恵まれず、これと結びつくのが一生経済的に困窮している事実であった。
* ポイント * perhaps の確度
even: than 以下も interesting だが、それより更に
business and industry: 商工業
are accounted for > be accounted for: … の証明となる
in part: =partly
survive: … より長生きする
@ survive: 「長生きする」と覚えていると誤訳につながるので注意。
例: The writer survived his fame.
A perhaps: 学校文法では確度の順を次のように習うが、これは一応の目安。 certainly > probably > maybe > perhaps > possibly
perhaps は
(1) 頻度50%以下(上記の例)
(2) 次に強い言葉が来る場合、その語調の緩和に働く(本文例が相当)。その場合「おそらく」という訳がしっくりくる
(3) リズムを整えるだけで、頻度については問わない
の三つがあるのに注意。
* ポイント * 並列に注意
motion: しぐさ
father: 始祖
first: はじめに
in time: 丁度良いときに
down to: … に至る
entrancing: 人をうっとりさせる
proceed: 生じる
descend: 伝わる(一般論から各論に及ぶ)
○ that: 関係代名詞の導く節の前で定冠詞の代用。指示性(「あの」)はないのがふつう。
例: that (=the) courage which you boast of 君のご自慢の勇気
○ first: 「最初に」か「初めて」か。 動詞の前で「初めて」(=for the first time)、文末・文頭で「最初に」(first of all / in the first place)が普通。
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