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『英文解釈教室』ノート
21


Chapter 10 修飾語の位置(1) ③ H[S]+V . . . M

 

 

10.3.1

 

 

* ポイント *

that の破格

 

語釈:

wisdom: 知恵
in one's step: … の例に倣う

 

検討:

○ the wisdom of life:

wisdom も life も多義。どの訳語を選ぶかで、ニュアンスが変わってくる。

「人生の叡智」は大げさ、「生活の知恵」は安っぽい、「生きてゆく上での賢明な判断」はくどい。どれをとっても一長一短。テキストの訳例「世に処する方法として(おそらく)賢明なこと」はなかなかよい。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

that is the wisdom of life, to follow … :

that は通例、前のものを指すが、ここでは後のものを指している。

逆転させ強調か、皮肉を示すか、あるいは無教養な文。

 

10.3.2

 

 

* ポイント *

形容詞が人を示す

 

語釈: なし

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3.3

 

 

* ポイント *

疑問詞に導かれ主述逆転

 

語釈:

choice: ここでは「選択の余地」
mate: (1) 仲間 (2) 連れ合い (3) つがいの片方、のうち (2)

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3.4

 

 

* ポイント *

of の目的語が離れている

 

語釈:

paper: ここでは「日刊紙」
mass: かたまり、集団

 

検討:

○ the population:

人口;一地域の全住民;特定の種類の人々;集団、など多義。

ここは the が前の London を示し「ロンドンの全人口」

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3.5

 

 

* ポイント *

関係詞の分離

 

語釈:

attitude of mind: 心的態度
thoughtful:
(1) 物思いに耽った
例: a thoughtful expression
 物思いに耽った顔つき
(2) 思慮深い
例: a thoughtful paper
 思慮に富む論文
(3) 注意深い
例: Be thoughtful of your personal safety.
 君自身の安全に注意しなさい
(4) 思いやりある
例: You'll like Paul, he's very thoughtful.
 貴方はポールを気に入ると思う。とても思いやりがあるから、
 のうち (2)
aspect: 局面、側面

 

検討:

○ thoughtful people:

「思想家」だと専門家(thinker、philosopher)のように聞こえてしまう。一般人で「思索にふける人」のこと。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3.6

 

 

* ポイント *

this purpose は何か

 

語釈:

clothes: 衣服

 

検討:

○ clothing:

(u) clothing 衣類 (u) cloth 布 (c) cloth 布きれ (集合的) clothes 衣服

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3.7

 

 

* ポイント *

仮定法に注意

 

検討:

○ merely:

強調の副詞で次の record を制限する。「ただの記録」「単なる記録」「記録に過ぎない」「記録というだけ」「まさに記録そのもの」など訳はさまざま。「唯一の記録」は形容詞なのでダメ。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3.8

 

 

* ポイント *

関係詞が遊離

 

語釈:

warning: 警告

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

10.3 例題

 

 

* ポイント *

長い修飾語句に注意

 

語釈:

learn: 学んで「習得する」に力点
triumph over: … を克服する、打ち負かす
on and on: 「どんどん」「ずんずん」副詞の反復
exacting: つらい
task: 課された仕事
efficiency: 効率
job: 努力を要する仕事
acutely: はげしく
distasteful: 嫌で
responsible: 信頼できる
quarter: その筋
sheer: 全くの
result: 成果
soothe: 宥める
conscience: 良心

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

 

〈著者紹介〉

柴田 耕太郎(しばた こうたろう)

 早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。
 岩波書店勤務、フランス留学を経、大手劇団文芸部所属など演劇活動。
 翻訳業界で約40年。(株)DHC 取締役、(株)アイディ代表取締役を経、現在翻訳教育家。
 獨協大学外国語学部・東京女子大学非常勤講師。
 『英文翻訳テクニック』(ちくま新書)など著訳書十数冊。
 演劇・映像・出版・産業各分野で実績のある翻訳実践者。
 翻訳ベンチャー(株)アイディを自社ビルを有する中堅企業に育てた翻訳経営者。
 出版翻訳者を40人以上デビューさせた翻訳教育者。
 アイディ『英文教室』主宰。

 


 

 

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