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『英文解釈教室』ノート
26


Chapter 12 比較の一般問題 ③ … A than B

 

 

12.3.1

 

 

* ポイント *

才能をもって生まれた人と普通の才能の人を、教育の影響の点で比較。

 

語釈:

share: 割り分
nurture: 教育
generalize: 一般化する

 

検討:

○ nurture:

幼少期の教育のこと。「養育」とすると育てることに力点がゆく。「訓育」は意味を正しく伝えるが古い。意味を出して「幼少年期の教育」とするか、大まかに「教育」とするか、訳者の判断。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.2

 

 

* ポイント *

歴史家の役割について、資料を発見することと資料を解釈することを、意義の点で比較。

 

語釈:

document: 文献

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.3

 

 

* ポイント *

国家の力の形成について、制度の形態と国民の資質を、影響力の点で比較。

 

語釈:

institution: 法令; 社会制度

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.4

 

 

* ポイント *

技術者と政治家を、必要性の点で比較。

 

語釈: なし

 

検討:

○ aspiring:

基になる動詞は aspire。その語源はラテン語で、a- 「… に向かって」 -spire「呼吸する」。

ここから意味が広がり「求める」「熱望する」→ (1)「大志を抱く」 (2)「野心を抱く」。だが (2) の「野心」には二義ある (i) 「身分不相応の大きな望み」 (ii)「飛躍を望んで大胆に取り組むこと」。 本文を「野心ある」と訳すと、(i) と取られかねないので、注意が必要。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.5

 

 

* ポイント *

商品について、持っていることと手放すことを、好ましさの点で比較。

 

語釈:

thing: 持ち物
part with: 手放す

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.6

 

 

* ポイント *

言語の普及の要因について、言語の性質と話す言語を使う人々の性格を比較。

 

語釈: なし

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.7

 

 

* ポイント *

今いる場所とこれから向かう方向を、重要さの点で比較。

 

語釈: なし

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩:

○ not so much where we stands:

比較する where と in what direction の品詞が異なるようだか?

こう考えてはどうだろう。

where we stands=in the place in which we stands
「我々が拠って立つ場所」

他にも理屈のつけ方はあるが、これだとすんなり品詞が揃う。

what=which
→ the direction in which we are moving
「我々が向かう方向」

cf. We are moving in the direction.
(in は場所でなく方角を示す)

 

12.3.8

 

 

* ポイント *

清廉な学者と行動する人を、必要性の点で比較。

 

語釈:

disinterested: 公平無私の

 

検討:

○ the disinterested scholar:

disinterested は「自分個人の利益に囚われない」の意。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3.9

 

 

* ポイント *

農耕に価値を置くようになった理由を、生きる手段と著作の源泉の点で比較。

 

語釈:

value: 尊重する
livelihood: 生計
mainspring: 主要動機

 

検討: なし

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

12.3 例題

 

 

* ポイント *

代動詞を正確に読み取る

 

語釈:

place: (ある状態に)置く
move: 感情を掻きたてる
bad conscience: 良心の痛み
give one justice: 正当に扱う
injustice: 不正をすること

 

検討:

○ If they really believe there is danger from the Negro it must be because they do not intend to give him justice.:

if 節が文頭に来て、主節が後に来る場合、カンマで区切るのが普通。ここのように区切られない場合もママある。

 

訳例: 略

 

さらに一歩: なし

 

 

〈著者紹介〉

柴田 耕太郎(しばた こうたろう)

 早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。
 岩波書店勤務、フランス留学を経、大手劇団文芸部所属など演劇活動。
 翻訳業界で約40年。(株)DHC 取締役、(株)アイディ代表取締役を経、現在翻訳教育家。
 獨協大学外国語学部・東京女子大学非常勤講師。
 『英文翻訳テクニック』(ちくま新書)など著訳書十数冊。
 演劇・映像・出版・産業各分野で実績のある翻訳実践者。
 翻訳ベンチャー(株)アイディを自社ビルを有する中堅企業に育てた翻訳経営者。
 出版翻訳者を40人以上デビューさせた翻訳教育者。
 アイディ『英文教室』主宰。

 


 

 

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